サイト紹介
俺はキャバクラ店長をしてる隆人。自分で言うのもなんだけど、Fラン大学出身で頭はそこまで良くない。
俺の高校時代の友達にはもっと頭の良い大学に通ってた奴もいるし。よくある進学校の勉強でつまづいて大学進学に失敗したタイプ。
正直、そいつらに内心見下げられてたんじゃないかな。
でも、今ではちょっと違う。最初に言ったように俺の職業はキャバクラ店長。
大学時代から始めたキャバクラのボーイの仕事が縁となって卒業後に店長になったんだけど、30歳になった今年収1000万円を超えてる。
逆に同級生を追い抜くことになってるんだよね。もちろんそのことで同級生に勝ったとは思ってないけど、負けてるとも思ってない。
ナイトワーク、と聞くと不安に感じる人も多いかもしれないけど、言い方を変えると頭が良くなくても高収入が得られる仕事でもある。
俺自身はキャバクラの店長をしてるけど、男性向けのナイトワークって結構種類があって、俺の友達にもそうしたナイトワークで働いてる奴が多い。
だから、ナイトワークで将来的に働きたいと興味がある人に、このサイトでは男性向けのナイトワーク事情について教えたいと思う。
キャバクラで正社員のボーイを目指すメリット
まずは俺自身も経験があるキャバクラのボーイの仕事について。キャバクラの正社員のボーイを目指すことのメリットについて紹介していく。
まあ正直な話、キャバクラの正社員のボーイってやる気があれば誰でもなれるんだよね(笑)
正社員って言うとなんとなくハードルが上がるかもしれないけど、全然そんなことない。
求人を見るとわかる通り、実はキャバクラの正社員のボーイは未経験・学歴職歴不問で募集してることが多いから、興味がある人必見!
とにかく給料が高い!
とにかくキャバクラのボーイは給料が高い!初任給で考えてもだいたい28万〜32万円くらい。
大学新卒の初任給を軽く超えるよね。
しかも、正社員のボーイは高卒から募集してるから、高校を卒業していれば18歳、19歳からこの給料を受け取ることができる。
かなり魅力的でしょ?しかも、これ以降昇給がないかといえばそんなこともなくて、頑張り次第で簡単に昇給を狙うこともできる。
ボーイの世界にも細かく役割や役職があって、上の役職に就けばその分手当があったり昇給を狙えたり。
そのあたりの昇給・昇格の基準がかなり明確に決められてる店が多い。だから自分の目指す給料を得るためにどう頑張れば良いのかがわかりやすいっていうのも、キャバクラのボーイの仕事を目指す大きなメリットになるんじゃないかな。
様々な業界の人たちと知り合うことができる
キャバクラには様々なお客さんが来る。
イメージしてる人も多いだろうけど、キャバクラの料金ってかなり高い。だからお客さんの中には大企業で働く高給取りのサラリーマン、それから経営幹部や社長職の人も結構訪れる。
常連のお客さんになれば、お客さんの素性や職業について詳しく聞く機会も増えていく。
普通の企業に勤める人だけじゃなくて、医療関係者や商社勤務、政治関係など普通では知り合えないような人とも会話できるから、その業界の裏話を聞けたり、時には友達関係になることもある。
社保完備!社内の寮に入れる場合もある!!
意外かもしれないけど、基本的にナイトワーク業界全般は社保完備のところが多い!
福利厚生がかなりしっかりしているし、勤務時間が違うだけでちゃんと普通の会社の正社員みたいに働くことができる。
キャバクラのボーイの仕事は不安定そうなイメージを持ってる人も多いだろうけど、ボーイは月給制だから実はかなり安定した収入を得られるしね。
さらにボーイ用の寮や社宅を完備してるキャバクラもあるから、地方から上京して、首都圏のキャバクラで寮に住みながら働いてるボーイも結構いる。しかも、寮は無料のところや家賃相場を大きく下回るんだよね。
だから地方に住んでいて近くに待遇の良いキャバクラがない、遠くて通うのが辛いと思ってる人でも大丈夫。
採用が決まっていれば即日入居することもできるし、家具や家電も最低限のものは揃ってるから何も持っていなくてもある程度の生活をしながらボーイの仕事を始められる!
比較的求人情報が多い
男性向けのナイトワークの求人は、他のアルバイトや会社員の求人と比べても比較的求人数は少ない。
でも、キャバクラのボーイの求人はちょっと違う。キャバクラのボーイの求人はかなり多い方で、自分に都合が良い求人も見つけやすい!
その求人の探し方についてはこの記事では割愛するとして、正直男性向けナイトワーク業界の中でもキャバクラのボーイはメジャーと言って良い。
それくらいには求人数が多くて、実はボーイの仕事は引く手数多なんだよね。
俺が店長をしてるキャバクラでもキャバ嬢の求人はいっぱいになったら締め切るんだけど、ボーイは常に募集してることが多いし。
それくらいにはボーイ業界は人手が足り無いところが多いから、実は採用されやすくて狙い目なんだよ。
キャバクラで正社員のボーイを目指すデメリット
メリットがあればデメリットもある。
俺自身ボーイとして働いたこともあるし、この記事を書くにあたって店の仲が良いボーイから仕事の嫌な部分も聞いてみた。
そんなキャバクラのボーイの仕事に対する本音や嫌な部分について紹介していきたいと思う。
世間一般からはあまりいい目で見られない
俺も正直、最初はボーイの仕事を周りの友達には内緒でやってたしね。
ボーイとはいえ「キャバクラ」という言葉がつく時点で、あんまり世間的にいい目では見られないことが多い。
友達にはもちろん、親から反対される人も多いんじゃないかな。
親の手前、ナイトワークをすることは打ち明けにくい人も。
キャバクラのボーイの仕事はそこまでハードじゃないと言っても、そんなことキャバクラに行ったことが無い人やボーイの業界をよく知らない人はわからないよね。
だからこそ俺が言えるのは、キャバクラのボーイも立派な正社員だから福利厚生がかなりしっかりしてる、ということ。
さっき紹介したように給料だって決して悪い額面ではないし、社保完備、寮・社宅も用意されてる。何なら普通の会社員より待遇を良くしてるキャバクラもあるんだよね。
「キャバクラのボーイ」という言葉に縛られずに、ひとつの職業の選択肢として給料面や待遇面について考えてみてほしいな。
プライベートの時間が少なくなる
キャバクラのボーイの仕事は現実問題残業も結構ある。
正社員の場合はなおさらだな。キャバクラはだいたい午前1時くらいに閉店して、そこから閉店作業でプラス1時間くらい。
でもその作業が終われば即解散、というわけではなく、そこから社員会議が始まったり、次の日がイベントだったらその準備をしたり。
時には帰るのが朝方になることもあるから、プライベートの時間が削られることも結構ある。
休みの日も社員のグループラインが鳴り止まない、なんてこともよくあること。
店長はもちろん、社員も四六時中仕事のことを考えないといけないんだよね。
だから本当の意味でのプライベート、という時間は限られてくることが言える。
まあ、それだけやりがいがある仕事だし、それでも続けていればどんどん昇給していくからだんだん経済的に余裕が生まれることにも繋がるんだよな。
離職率が高い
正直な話、離職率は結構高い。それはアルバイトだろうが正社員だろうが変わらない。
俺もキャバクラ業界に10年ちょっといるけど、ボーイとして入ってきた人のだいたい半数くらいは半年以内に辞めてる。
やっぱりキャバクラのボーイの仕事ってもっと楽そうとか、キャバ嬢と仲良くなれそうとか、そういう気持ちを持って入ってくる人が多いからかな。結局そういう人は長続きしなくてすぐに辞めていく。
俺はもうそういう雰囲気がある奴は不採用にしてるけど、それでも実際の仕事とのギャップで辞めていく人もいる。
だから仕事がハードでも良いから将来的に見て高い給料がほしいと思ってる人には、キャバクラの正社員のボーイはかなりおすすめしたい。
昼夜が逆転する
夜に営業してるから、昼夜逆転生活になることは否めないよね。
昼夜逆転生活の何がデメリットかと言うと、まず体が慣れてないから最初の内は仕事中に影響が出るくらい体力が辛くなる。
朝方や昼の時間に寝るっていうこと自体慣れてないと難しいしね。
それからいざ休日になった時、休日は昼間じゃないと開いてる店が少ないから、外出するとなると生活リズムを少しずらして昼間の時間に起きることになる。
かなり不規則なタイムスケジュールになることで体調を壊しやすくなるから、うまく睡眠時間を取る工夫をすることがすごく重要になってくるね。
ボーイになりたければ、都市圏で求人情報を探す
ここまでキャバクラのボーイのメリットとデメリットについて紹介してきた。
メリット・デメリット両方を読んでもらった上でキャバクラのボーイになりたい!そう思ってくれる人がいたら、都市圏で働くことを考えてみて欲しい。
ボーイの求人は都市圏に偏りがあるから、経営体制がしっかりしてる店や待遇が良い店も都市圏に集まってる。しかもメリットでも伝えた通り、キャバクラは寮や社宅が完備のところも多い。
だから俺としては、キャバクラの正社員のボーイとして働きたいなら地方住みの人でも都市圏の求人を探して寮に住む、ということをおすすめしたい!
【まとめ】 いきなり正社員ではなくアルバイトから正社員を狙うのも一つの手
給料や待遇面は充実してるけど、世間的な目やスケジュール管理はちょっと厳しいのがキャバクラの正社員のボーイ。
キャバクラの正社員のボーイは未経験からも募集してるけど、どうしても長続きするか不安だという人は、アルバイトから始めるのもひとつの手だな。
同じ未経験でも正社員とバイトでは、バイトの方が比較的任される仕事量が少ない。
だからまずバイトとしてボーイの仕事の基本を覚えてから正社員になる、というのも賢い選択肢だと思う。
ただ、バイトの場合は正社員レベルにシフトを入れないと社会保険を受けられなかったり、寮に入ることができない場合もあるから注意が必要。
働きたい店が決まったら、バイトと正社員でどんな待遇の違いがあるのか聞いてみて、まずは社員希望のバイトから、と働き方を相談しながら決めるのも良いね。
バイトとして働き始めて、ボーイの仕事を続けていけそうだと思ったら早々に社員になりたいことを伝えてみて。店側としても、正直未経験の正社員ボーイより自分の店での仕事に慣れてるバイトボーイを正社員に引き上げる方が安心感があるから、歓迎される可能性が高いよ。